2024年前期連続テレビ小説:朝ドラ「虎に翼」
朝ドラ「虎に翼」のロケ地の一つが愛知県知多郡東浦町だと分かりましたので紹介します。
結論を言うと、大生紡績(たいせいぼうせき)工場跡地です。知多半島の繊維遺産となっています。
第1話で、寅子が昭和21年に公布された日本国憲法の新聞記事を河川敷で読んだ後、
裁判官として採用してほしいとお願いに行くため、
法曹会館へ向かう途中に、第二次世界大戦後の敗戦の日本を表現した風景の一部がロケ地として登場しました。
また、父:直言が社長を務める登戸火工としても登場したようです。
朝ドラ「虎に翼」のロケ地の一つである知多郡東浦町にある
大生紡績工場跡地について詳しく紹介します。
大生紡績工場跡地の中には立ち入りできませんが、公道から建物を見ることができます。
朝ドラ「虎に翼」のロケ地巡りや聖地巡礼の参考になったら嬉しいです。
朝ドラ「虎に翼」知多郡東浦町のロケ地は大生紡績工場跡地!何話で出た?
朝ドラ「虎に翼」知多郡東浦町のロケ地の一つは大生紡績工場跡地です。
何話に出たかというと、第1話にでました。
寅子が昭和21年に公布された日本国憲法の新聞記事を河川敷で読んだ後、
裁判官として採用してほしいとお願いに行くため、
法曹会館へ向かう途中に、第二次世界大戦後の敗戦の日本を表現した風景の一部として登場しました。
一瞬しか映らなかったので、筆者は気づきませんでした。
第6・7週に登戸火工の火薬庫の風景として登場していた?
また、筆者が逃していたのですが、第6週・第7週に出ていた父:直言の登戸火工の火薬庫(?)
として出ていたのではないかとふと思いました。
上のGoogleマップの印がある草っ原のところだと思います。
そして、左上にある廃アパートから、矢印がある草っ原にカメラを向けて撮影したものと考えられます。
廃アパートを正面からの模様は↓です。
この廃アパートから撮影した模様が以下のイラストのように放送されたと考えられます。
登戸火工の正門は三重県四日市市で撮影
ちなみに登戸火工の正門は三重県四日市市のアミカン本社のレンガ塀で撮影されました。
筆者が予想!第10週:女の知鬼は鼻の先?46話に再登場するかも?
ここからは筆者の予想です。
第10週「女の知鬼は鼻の先?」46話では、
1947年(昭和22年)3月、寅子が裁判官として採用願いに法曹会館へ行きます。
その際に、大生紡績工場跡地が再度登場すると筆者は予想します。
予想ですのであしからず。
かつて繊維産業で栄えた知多半島の象徴!大生紡績工場の記憶を辿る
東浦町大生紡績工場は、愛知県知多半島にあるかつての繊維工場です。
1919年(大正8年)に創業し、最盛期には600人を超える従業員が働く一大工場として知多半島の繊維産業を支えていました。
しかし、1992年(平成4年)に閉鎖され、現在は廃墟として残されています。
紡績工場の記憶を今に伝える貴重な産業遺産
大生紡績工場は、現在も当時の面影を残す貴重な産業遺産として注目されています。
鋸屋根の工場棟や社員寮、事務所など、当時の様子を伺い知ることができる建物群が残されています。
また、工場内には、紡績機や織機などの機械類も残されており、当時の繊維産業の技術を垣間見ることができます。
紡績工場の変遷:栄枯盛衰を辿る歴史
大生紡績工場は、1919年に大生織物株式会社として創業されました。
その後、1943年に大生紡績株式会社に改組され、綿糸や絹糸などの生産を行っていました。
最盛期には、年間約100万ポンドの糸を生産し、知多半島の繊維産業を支える重要な役割を担っていました。
しかし、1970年代以降の繊維産業の衰退とともに、大生紡績工場も経営が悪化し、1992年に閉鎖されました。
その後、工場跡地はしばらく放置されていましたが、近年になってその価値が見直され、産業遺産として保存・活用されるようになっています。
現代に蘇る大生紡績工場:新たな可能性を探る
現在、大生紡績工場はロケなどに使用されています。
「虎に翼」はもちろん、それ以外の映画やドラマのロケ地にも利用されており、その独特な雰囲気から人気を集めています。
近年では、大生紡績工場を活かした新たな取り組みも行われています。
例えば、工場跡地の一部をカフェや雑貨店として改装したり、アート作品の展示会を開催したりするなど、さまざまな活用方法が模索されています。
知多半島の繊維産業史を知る上で貴重な存在
大生紡績工場は、知多半島の繊維産業史を知る上で貴重な存在です。
かつて繊維産業で栄えた知多半島の姿を今に伝えるとともに、新たな可能性を秘めた場所として注目されています。
大生紡績工場跡地周辺へのアクセス
JR武豊線東浦駅より徒歩8分
※しつこいようですが、工場跡地内には立ち入らないようにしてくださいね。
公道から眺めるだけにとどめてください。
朝ドラ「虎に翼」ストーリーの概要
昭和4年(1929年)、日本初の女性専門の法律学校が開設されました。
そこには、当時の社会に適応できないで、不安や抑圧を感じる女性たちが集いました。
「虎に翼」物語の主人公である猪爪寅子もその一人です。
彼女たちは、「魔女部」と揶揄される学び舎で法律を学び、
自らの職業への道を切り開く覚悟を決意しました。
その法律学校から昭和13年(1938年)、日本初の女性弁護士が誕生しました。
女性弁護士の一人にもちろん、寅子もおり、彼女たちは全国的に注目を集めました。
でも、彼女たちが弁護士として社会に進出した時節、日本は戦争への道を歩み始めていました。
彼女たちは法律の知識を得た翼で羽ばたこうとしましたが、
その翼はもぎ取られて、失速してしまいました。
昭和20年(1945年)、焼け野原の中で立ち尽くす寅子は全てを失いました。
でも、過去に学んだ法律だけが、生き抜くための糧でありました。
寅子は裁判官になることを決意し、
戦争で亡くした親や困難に立ち向かう女性や子どもたちのために、
家庭裁判所の設立に尽力しました。
そして、寅子はついに裁判官となりました。
寅子と仲間たちは、政治や経済では解決できない、
困難に立ち向かう人々の世界を理解し、
その苦境から救うために情熱を持って取り組みました。
朝ドラ「虎に翼」のロケ地で知多郡東浦町は大生紡績工場跡地で撮影!まとめ
2024年前期連続テレビ小説:朝ドラ「虎に翼」
朝ドラ「虎に翼」のロケ地の一つ、愛知県知多郡東浦町にある、
大生紡績工場跡地を紹介しました。
東浦町にある大生紡績工場跡地は、知多半島の繊維産業の歴史を今に伝える貴重な産業遺産です。
現在は廃墟として残されていますが、近年になってその価値が見直され、産業遺産として保存・活用されています。
今後も、さまざまな活用方法を模索することで、未来への架け橋となる場所として発展していくことが期待されます。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。