2024年前期連続テレビ小説:朝ドラ「虎に翼」
朝ドラ「虎に翼」のロケ地が明治村ではなく、茨城県にあります。
番組宣伝で昭和レトロの路面電車を見て愛知県犬山市の「明治村」を連想した方も少なくないでしょう。
確かに撮影協力として博物館明治村が関わっていますが、
結論を言うと、路面電車などは、茨城県つくばみらい市にある
「ワープステーション江戸」がロケ地となっています。
朝ドラ「虎に翼」のロケ地の一つである
「ワープステーション江戸」について詳しく紹介します。
なお、ロケ地巡りや聖地巡礼には適さないのでご注意ください。
朝ドラ「虎に翼」ロケ地は明治村でなく茨城のワープステーション江戸
朝ドラ「虎に翼」ロケ地は明治村でなく茨城県つくばみらい市にあるワープステーション江戸です。
ワープステーション江戸は、大正・昭和時代の町並みを再現したオープンセットです。
数多くの時代劇映画やテレビドラマの撮影に使用されています。
このオープンセットセットの中に、昭和初期の建物を一周する形で路面電車の線路が敷かれています。
大正・昭和時代だけでなく、「ワープステーション江戸」とあるように江戸時代のオープンセットもあります。
前々回の朝ドラ「らんまん」のシーンにも使われました。
ワープステーション江戸に入ることはできるの?
ワープステーション江戸は一般公開されていませんので入れません。
過去には、京都の太秦映画村に対抗して、
関東のテーマパークとして一般公開されていましたが、赤字になり経営破綻。
現在は、一般人は立ち入り禁止の映画やドラマの「撮影専門施設」となっています。
なので、ロケ地巡りや聖地巡礼には適さないのでご注意ください。
ワープステーション江戸が一般公開されていた際の模様は?
茨城新聞さんのyoutubeにて、一般公開されていた際のワープステーション江戸の様子を見ることができます。
猪爪寅子が利用した路面電車もありますね。
朝ドラ「虎に翼」で昭和初期の建物が見えたらワープステーション江戸だなと
思っていただけたらと思います。
※youtube内で公開時間が表示されますが、しつこいようですが、現在は公開が終了しています。
朝ドラ「虎に翼」ストーリーの概要
昭和4年(1929年)、日本初の女性専門の法律学校が開設されました。
そこには、当時の社会に適応できないで、不安や抑圧を感じる女性たちが集いました。
「虎に翼」物語の主人公である猪爪寅子もその一人です。
彼女たちは、「魔女部」と揶揄される学び舎で法律を学び、
自らの職業への道を切り開く覚悟を決意しました。
その法律学校から昭和13年(1938年)、日本初の女性弁護士が誕生しました。
女性弁護士の一人にもちろん、寅子もおり、彼女たちは全国的に注目を集めました。
でも、彼女たちが弁護士として社会に進出した時節、日本は戦争への道を歩み始めていました。
彼女たちは法律の知識を得た翼で羽ばたこうとしましたが、
その翼はもぎ取られて、失速してしまいました。
昭和20年(1945年)、焼け野原の中で立ち尽くす寅子は全てを失いました。
でも、過去に学んだ法律だけが、生き抜くための糧でありました。
寅子は裁判官になることを決意し、
戦争で亡くした親や困難に立ち向かう女性や子どもたちのために、
家庭裁判所の設立に尽力しました。
そして、寅子はついに裁判官となりました。
寅子と仲間たちは、政治や経済では解決できない、
困難に立ち向かう人々の世界を理解し、
その苦境から救うために情熱を持って取り組みました。
朝ドラ「虎に翼」のロケ地が茨城県にある?
明治村じゃなくてワープステーション江戸を紹介!まとめ
2024年前期連続テレビ小説:朝ドラ「虎に翼」
路面電車が登場したロケ地は明治村でなく、
茨城県つくばみらい市の「ワープステーション江戸」を紹介しました。
現在は、一般には公開されていませんし、公道から見ようとしても壁で隠されており、
中の様子をみることができませんのでご注意ください。